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徘徊探知機

続きの話です。

2007年の秋、母は1人で出かけたものの家が分からなくなり、偶然そこを母の知り合いが通りかかって、家まで連れてきてくださったのが、本格的?な徘徊の始まりでした。
それまでも「家に帰る!」と言って出かけてしまうことはあっても、後をついて行くと、ぐるぐると近所を歩き回った挙げ句、自分で家の方向に戻ってくることが出来ていました。

以前書きましたが、母が家から出たことが分かるように玄関のドアにチャイムを取り付け、チャイムに気がつかない可能性がある場合の非常手段として、母の手が届かないところに鍵を取り付けてドアが開けられないようにしました。

母が1人で外に出て行っても、時間があるときはしばらく後ろから見守りながら母の気の済むように歩いてもらっていましたが、いつもそういう余裕があるとは限りませんし、家にいても、掃除や洗濯物干しして気付かないうちに、母が出かけてしまっていたことも何度かあり・・・思い悩んでいたところ、市の「認知症高齢者見守りサービス」で、ココセコムの利用料の9割を市が負担してくれることを知りました。

早速手続をしましたが、発信器となるココセコム本体は携帯電話の半分位の大きさで軽いものの、それを母にちゃんと持たせることができるかどうかが問題でした。
本体を入れた小さな巾着袋に「お守り」と書いた白い布を貼り付け、母には「これはお守りだから、いつも必ず持っていてね」と、当時母が寝るときも肌身離さず持っていた小さなポシェットの内ポケットに入れました。

予想どおり!?ふと気がつけば「お守り」は母の部屋に放置されており、またポシェットに入れて・・・を毎日のように繰り返していました。
本体内臓のバッテリーは1週間に1回位充電が必要でしたが、ある時、充電をした翌日にやはり「お守り」が部屋の片隅に放置されていて、念のため本体を見たところ、GPS機能が働いていることを示す点滅がありません。
昨日充電したはずなのにおかしい!?とよーく見たところ、本体内蔵のバッテリーのフタ部分がほんの少しだけ持ち上がっているようで、中のバッテリーを確認したところ、逆さまにセットされていました
充電後は自動的に点滅が始まるのを確認していますので、バッテリーが逆さま、ということはありえず・・・フタを開け、バッテリーを取り出し、更にバッテリーをまたセット(逆さまに)したのは、母以外考えられません。

母は何だか分からないものが自分のポシェットに入っているので、不思議に思い分解?してみたのでしょう。
でも、当時、すでに細かい手作業はあまり出来なくなっていた母です。

あの小さなバッテリーを取り出して、そしてまたセットしたんだね~逆さまにしなければ、母がどう弄ろうが絶対気がつかなかったね~と、その夜、夫と二人で本当に感心したものです。

母がもう自力で歩くことはできず、車椅子のお世話になることが決定的となった今年の春、市の見守りサービスは解約しました。
一生懸命作った可愛い小梅柄の小さな巾着袋に入ったココセコム、写真に残しておけば良かった・・・とちょっと残念です。



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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

NoTitle

こんにちは、翡翠さん
うちも、もし徘徊しはじめたら市からGPS端末を借りようと思っていたのですが、やはり、「持たせておく」のが難しいですか~~(^^;;;
そうですよねぇ、習慣にないことをやらせるのは困難ですよね~。
しかし、分解してみちゃう、っていうのはすごいですね(^^;;
父だったら、「これはなんだっけ???」って何度も聞きそうです。

NoTitle

翡翠さん こんばんは。

腰の具合はいかがですか?

私も義妹が 徘徊が始まった頃 手の届かない所に電子鍵をつけました。
携帯で居所がわかるサービスもりようしましたが・・・・・
そのうちに、携帯をさわりまくり、電源を切ったり、しまいに
もってでることを忘れるようになり、使えなくなり・・・・
いなくなったら 電動チヤリで走り回りました(^^;

どうもありがとうございます

絵莉さん

GPS端末、家族としては頼みの綱だと思いますが、やはり、持たせることが一番の悩みどころと思います。
絵莉さんのお父様はまだまだ大丈夫だと思いますし、利用する時が来ないことを願っています。
分解、笑えますでしょ~v-411

うさぎさん

うさぎさんも本当にあらゆるご苦労をされて・・・頭が下がります。
あっ!いない!と分かった時、心臓はドキリ、頭はクラクラ、冷や汗?いやな汗が噴き出してきたことを思い出します。

難しいですねぇ~

翡翠さん、こんばんは。
お母様なりに一生懸命考えて、「これは何?」って、不思議がっておられたのでしょうねぇ。でも、分解って凄いですよね。
義母だったら、機械は怖いものだと言う人なので、触れないかもです。でも、出したり入れたりはお得意なので、やはり、見慣れないものを持たせる事は大変なことですね。
ご苦労されたのですね。
徘徊は本当に大変なことですね。
歩く事が大変な義母は頻回トイレや繰り返し動作となって現れているのでしょうが、徘徊のご苦労からみれば、まだまだなのだと自分に言い聞かせますね。

NoTitle

hiroさん

これ何?ってバラバラにすることは出来ると思いますが、それをまた元通り(逆さまでしたが^^;;;)にするって凄いな~と本当に感心したものです(笑

徘徊は大変でしたけれど、今は歩けなくなってしまった母を見ると、もう少し何とかしたかったな~と悲しい思いがあります。
どちらがより、ということではなく、それぞれの段階で異なる大変さがありますね。。。

機械に強い?

翡翠さん、こんにちは(´V`)

分解されたなんてすごいですねぇ
ひょっとして機械に強かった方ですか?
バッテリーのふたを開けるのも一苦労そうなのに…
元に戻す作業までなさって本当にすごいと思いました。想像すると可愛いと思うのは何故でしょう(笑)


腰の調子は良くなりましたでしょうか?
明け方は大分涼しくなってきたので身体冷やさないで下さいね(´V`)
ではでは

どうもありがとうございます!

シマさん、おはようございます♪

お母様、その後如何でしょうか。
うちの母は元々は手先が器用で、何でも自分でやってしまう人だったので、その名残?かと思います(笑

腰はほぼ普通になってきました。まだ慎重に動いてはいますが・・・ご心配いただきどうもありがとうございます。
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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