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嘘つきは泥棒・・・

昨日は母の病院で病棟別のお誕生日会がありました。母は1月生まれなので、主役の一人です。

食事の時と同じように車椅子で動ける患者さんがデイルームに集められ、68歳から91歳まで主役6人が皆さんの前に並んで祝ってもらいました。
母はプレゼントをいただくときには小声で「ありがとうございます」と言い、Happy Birthdayの歌も時々一緒に口ずさんでいて、少し離れたところで様子を見ていた私は嬉しかったです。
諺かるた取り(母が取ったカードは何と!「憎まれっ子世に憚る」でした)をし、おやつを食べてお誕生日会は終わり、母と病室に戻りました。

ふと見ると母のズボンが汚れています。オムツからウン漏れがあったので、ヘルパーさんにオムツ交換をお願いしました。
母は、オムツ交換が大嫌いで、日によってはすんなりと行えることもありますが、抵抗が激しかったり、交換後に不機嫌、不穏になったりすることもあります。昨日は、まさに「ダメ」な日でした。

交換後、「もうイヤだ」「怖い」を繰り返し、その後「一緒に帰るって言ったのに」と私の手を力一杯掴んで放さなくなりました。
私はいつも病院から帰るとき、母に「先生の言うとおりに訓練して、頑張って早く元気になって、一緒にお家に帰ろうね」と必ず言っています。
母は大抵うなずいたり、手を振ってくれていましたが、昨日は「誰かが私を捨てにきた」「一緒に帰るって言ったのに」を繰り返し、折れそうなほど細い母のどこにこんな力があるのかというほどの強さで私の手やセーターを掴むばかりです

しばらくすると、母は「それじゃあ泥棒だ」と言い出しました。
おそらく母の頭の中では、「一緒に家に帰ろうって言ったのに今一緒に帰れないなんて → 嘘つき → 嘘つきは泥棒のはじまり → 泥棒・・・」ということで、私は泥棒になったのだと思います。

お誕生日会で少し嬉しそうな顔を見せていた母ですが、まるで無かったことのようになってしまいました。
母に「泥棒(=嘘つき)」と言われ、かなりこたえました・・・仕方がないですが。。。


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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

堪えますね・・・

仕方ないとわかってもらえたら・・・
不穏でさえなければ、
お母様は娘のために笑顔で『じゃあね、またきてね』と
言ってくれるのですね。
誕生会の楽しかったことだけ、覚えてくれれば・・・
私もはじめて義父に『騙された』と言われた時には、
参りました。
お母様の笑顔が続きますように・・・

つらいですよね・・・

お母様 お誕生日おめでとうございます。

お母様の気持ちを思うと、せつなく辛いですよね・・・・。
訳のわからない言葉=認知
でも、そうじゃないんですよね 発する言葉にはお母様の気持ちが・・・伝えようとしても言葉がうまくでなく、その苛立ちが暴言や不穏につながるように思います。
しかし、翡翠さんにはお母様の心の叫びがわかられるんですね! 実の親子だからこそ、翡翠さんの優しさを感じられて心のどこかで感謝されてると私は思います。
お母様が、いつも心穏かにいられますように・・・・。

NoTitle

不穏なときに投げられる言葉は、辛いですね

私も「もう娘とも思わない」とかもの凄い剣幕で電話ごしに怒鳴られるときもあり、もう何回もそんな目にあっていてもやっぱりこたえます...

でもたどってみると不穏の原因が見つかってなるほどと思ったり、次の電話の時はケロッと忘れていますので、やはりこちら側が受けとめるしかないんですよね...

次回、穏やかなお母さまの顔をご覧になれれば、翡翠さんもきっとすぐに、心が晴れることと思います

きっとできます!そこが認知症の良いところですもの!

NoTitle

それは、ショックですね・・・
思うんですが、認知症になると、子供っぽくなりますよね。
子供って、無邪気とかいいますが、どっちかいうと残酷なところや、ずるいところがあるじゃないですか。
それがそのまま当てはまるような気がするんです。
翡翠さんに甘えていて、ひどいこと言っても許されるという気持ちから、そういう言葉が出てしまうんでしょうね。
だからって、言われた方はたまらないことにはかわりないんですが。
そして、向こうはそんなこと言ったことを忘れてしまうから、またやりきれなくなったり。
でも、笑ってくれると「まぁ、いいか・・・」と思えたりもします。
この次、お母様が笑ってくださることをお祈りいたします。

皆さんどうもありがとうございます

dekapomeさん

お怪我のこと、先ほどはじめて知り驚きました。早く回復されますようお祈りしております。
お義父様の「騙された」もかなり堪えますね。他に選択肢がない状況では仕方がありませんが、気持の切り替えって分かっていても難しいですね。

うさぎさん

母の気持ちが分かるだけに、この一言はかなり凹みました。でも、今のままではどうすることもできないので、ここはぐっと気持をこらえるしかありません。また私も何事もなかったように母に笑って会いに行きます。

ナビコさん

病気のなせることだと分かっていても、母親からの不穏穏な言葉は、その場その場でやはり辛いですね。

でも、それがいつまでも続かないのもたしかなことですものね。次回はまた母を笑わせるように頑張ります。どうもありがとうございます。

NoTitle

絵莉さん

そうなんですよね~先日の母の様子を見て、よくスーパーとかで駄々こねてお母さんに無理言っているお子達の姿とちょっとだぶって見えました^^;;;

いずれにしてもこちらの理屈は通用しないので、「ささやかな喜び」を見つけることにします。

NoTitle

こんにちは。

私も「あなたのせいで私の人生めちゃめちゃだわ」と母に言われたことがあります。2年ほど前のことです。約束の日付がわからなくなり、母の頭の中が混乱したとき、なぜかわたしのせいにされてしまいました。アルツハイマーという診断を受ける前のことだったので、病気のせいとは思えず、かなりショックで、しばらくは思い出すだけで涙が出そうでした。こたえました。今なら、不安感から攻撃的になるのかな、と思えるのですが、それでも思い出すとやや不愉快です。いつか何もかも遠い景色として思い出す日が来るのでしょうけれどね・・・。

こういうショッキングな記憶は、とりあえず、いったん心の中の削除済みファイルにしてしまいましょう!

NoTitle

まつこさん

病気と分かる前とはいえ、実の親娘で、お母様からのそのお言葉・・・辛かったですね。

「心の中の削除済みファイル」ですね。分かりました!
辛いことはポイしていきます。どうもありがとうございます♪
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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