スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

あれから1年

この間から、母と自分のことをあれこれ考えていたら、何となくブログもアップ出来ずに暫く間があいてしまいました

というのも、明日は3月7日、一年前の3月7日に母の胃瘻造設手術を行いました。
口を開けない母に開口器が使われ、歯が1本折れ、母の「何でこんな目に会うの」と言わんばかりの恨めしそうな顔・・・思い出す度に何とも言えない思いに駆られます。

あれから1年、嫌がる時には唸るような声を出しますが、それ以外で母の声を聞くことはありません。
表情も乏しくなり、母の目を見てその日のご機嫌や調子を私なりに判断するようになりました。
週末母に会いに行きますが、食事介助が無くなり、マッサージや爪切り、耳掃除、最近ではホットタオルパック等をして、あとは、あまり反応のない母の手を握りながらとりとめもなく話しかける・・・毎土曜日の午前中はそんな感じで過ぎていきます。

時々、母は何を思っているだろうか、と考えます。

胃瘻にしてしまったこと、1人で施設に置いておかれて、自分の思うようにならない今の状態、きっと怒っているでしょう。
こんなはずじゃなかった、ポックリ逝きたいって昔から言っていたでしょ・・・そんなこと言うのではないかなぁと思います。
それでも、どんな状態であれ母の存在は私の心の拠り所で、母にとっては非常に不本意であっても勘弁して欲しい、もう暫くは頑張ってほしいと思っています。

母が認知症になるまで、母にはいろんな我が儘を言ったり、ちゃっかり甘えてきましたが、これが私の最大で最後の我が儘なのでしょう。

以前、夫に「もし私が認知症になったら、迷うことなくさっさとグループホーム等に入れて欲しいし、食事が食べられなくなったらそのまま自然の成り行きに任せてほしい、何かあっても決して延命処置はしないでほしい」と話したことがあります。
夫から「それはこちら(自分)に任せてもらう。その時の自分の気持ちに従って判断する」と言われました。
その時は、それでは私の意思はどうなるの!?と思いましたが、私が母に対してしていることも同じなのですね。

間もなく私達日本人が決して忘れられない3月11日という悲しい日がやってきますが、私にとっては3月7日も生涯忘れられない日です。




FC2 Blog Ranking
↑励みになりますので、クリック宜しくお願いいたします。

スポンサーサイト

テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

No title

翡翠さん、こんばんは。

想い悩んだ挙句の、辛い決断だったんですよね。
手術の時が何事もなくうまくいっていれば、そんなに辛く思わずに済んだですが。。。
でもそのおかげで、栄養も摂れるようになって、翡翠さんの心の拠り所でいてくださっている、それだけでも胃瘻を選択した意味はあると思いますよ。
お母様も、わかってくださっているはずです。

> 夫から「それはこちら(自分)に任せてもらう。その時の自分の気持ちに従って判断する」と言われました。

確かに、残される者も後悔しない選択が必要ですよね。
父がガンで肺炎になった時71歳でした。
母は延命治療をお願いしました。
結局、それから20日で亡くなりましたが。。。
義父は94歳でしたから、夫の姉兄たちは延命治療を望みませんでした。
その見極めは、その時の年齢にもよるかもしれませんね。

No title

翡翠さん、こんばんは。

先日、美容院で50代向けファッション雑誌を眺めていたら、介護体験談がのっていました。おしゃれな人たちの写真が並んだ華やかな紙面でも、介護の辛さがそれぞれに語られていました。その中に「介護はどうやっても自分を責めたり後悔したりする」と語っている人がいました。もっと良い方法があったのでは、もっと違う選択肢があったのでは、もっと手厚くしてあげられたのでは・・・。この「もっと」には限りがありません。

どこかで勇気をもって「思考停止」をすることも時には必要なのではないかと思います。翡翠さんが、あまり悲しんだり、思い悩んだりせずに、笑顔で毎日を送っていることがお母様の本来のお気持ちに一番そったことだと思いますよ。元気出していきましょう!

No title

鍵コメSさま

どうもありがとうございます。
同じような思いをされていたSさんからそう言っていただけると、少し気持ちが軽くなります。
「娘がそう思うなら・・・」と母が思ってくれていることを信じたいと思います。
そして、次の世代への申し送り・・・この言葉をしっかりと心に刻んでおきます。

いつも心に響く沢山のお言葉で励ましていただきどうもありがとうございます。
大丈夫です。元気です!

No title

鍵コメUさま

どうもありがとうございます。

やはり同じようなお気持ちになられるのですね。
お仲間がいると思うと、少しホッとします。
悩み、割り切り、自己満足、本音・・・どれも全てが正直な気持ちですね。
正しい答えは、どこにも見つけられないし、誰も分からないのですよね。

No title

みかんさん

どうもありがとうございます

>お母様も、わかってくださっているはずです。
そう言っていただけると、救われます。

見極め、そして後悔しない選択・・・難しいですね。
仰るとおり年齢もあるし、受け止めるこちら側のその時の精神状態によっても変わってくるのでしょう。

母の胃瘻を決めたのは、母との時間をまだまだ大事にしたかったからで、それが今できることに感謝しないといけないですね。

No title

まつこさん

どうもありがとうございます。

本当にそうですね。
正解が何処にもない、誰も分からない介護という道において、「もっと」も「たら・れば」も尽きることはないですね。
これがその時出来うる精一杯の選択だったのだと、思うしかないのですよね。

頭では分かっているのですが、毎週同じような母を見ていると、ふと、マイナスの気持ちが涌いてきてしまいます。

しかし、思い悩んでいる暇はありませんね。
今のご時世、いつどうなるか分かりません。元気出して前向きに行かなければ!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
非公開コメント

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめteみた.【あれから1年】

この間から、母と自分のことをあれこれ考えていたら、何となくブログもアップ出来ずに暫く間があいてしまいましたというのも、明日は3月7日、一年前の3月7日に母の胃瘻造設手術を行いました。口を開けない母に開口器が使われ、歯が1本折れ、母の「何でこんな目に会う...
プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

最新記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。