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胃ろう造設とその後

どうも体調が元に戻らないまま、気がつけば4月になっていました。
ようやく咳込む回数も減り、9割以上回復してきたように思います。
ご心配いただきました皆様どうもありがとうございました。

もう1ヶ月も前のことになってしまいましたが、母の胃ろう造設手術について記しておきます。

胃ろうの造設は、口から入れた胃カメラを使って、お腹から胃に通じる小さな穴を開け、ここにカテーテルを通して、胃に直接栄養を入れる「口」を作ります。
手術自体は簡単で10~15分で済む、と事前に医師からも説明を受け、母を送り出して手術室の前で待っていました。
10分後、担当の先生が私を呼びにきました。
危惧していたとおり、母が口を開けないため、口から胃カメラを入れることができない、というのです。

一緒に手術室に入り、母に呼びかけたり口をマッサージしたり、先生や看護師さんは開口器を使って胃カメラのマウスピースを咥えるだけの少しの空間を作ろうとしたり、あれこれ試してみますが、母は頑として口を開けません。
そうこうしているうちに、元々グラグラしていた歯が一本折れてしまい、母の口回りは血だらけに。。。

何故こんな目に会うのかと言いたげな母の恨めしそうな顔が今でも忘れられません。

結局、母の小さな鼻からでも胃カメラを入れて出来そうだということになり、私は手術室から出て、造設手術の終わりを待ちました。
45分ほど経過後、母は手術室から出てきましたが、それまでの時間はとてつもなく長く感じられました。

とにかく胃ろうが出来なければ、口から栄養が取れない母は弱っていくばかりで、母に心の中で謝りながらも当日は必死の思いでしたが、今こうしてあの日のことを思い出すと、歯を食いしばる母の顔、恨めしそうな母の顔が私にはとてもショックで、やはり心身共に疲れ果ててしまったのでしょう。

そして、直後に自分が入院したことで、色々と思い悩んだりする余裕もなく、母に暫く会いに行けなかったことがかえって自分の心を落ち着かせることになり、良かったのだと思います。

退院後母に会いに行ったときには、ホームで歯科治療も受け、胃ろうも問題なく、ちゃんと栄養が取れるようになっていました。
栄養状態が良くなったことで母の顔つきはしっかりとし、目力も出てきましたし、そんな様子を見て安心するとともに、母には怖い思いをさせてしまったけれど結果的には良かったのだと思いました。

先々週にはホームの主治医から、歯の治療も落ち着いたりので、口から摂取してもOKと言われ、必要な栄養と水分は胃ろうで、口からは母が好きそうなお菓子や飲み物等の嗜好品を、少しずつ試していくことにしました。

ホームの看護師さんからは
「焦らずにね・・・お母さんが食べられなかったら、自分のオヤツにしよう!位の軽い気持ちでまずやってみてくださいね」と釘を刺され?ました。
私の性格が分かっていらっしゃるようです(苦笑)



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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

ゆっくりと

翡翠さん、人を心配し続けることは、本当に気力と体力の要ることですね。
自分の経験以上のことを強いられるその心配は、きっと、私達の想像を超えるストレスをもたらすのでしょう。
介護は、年々弱って行く大切な家族と向き合うことですものね。
今、翡翠さんに一番大切な事は、ご自身の体調を元に戻しつつ、お母様の元に笑顔を届けること・・・
どうか、焦らずに、ゆっくりとゆっくりと、
自然に任せて体力回復できますようにと祈ります。
神様が授けて下さった、この人間の体と言うものは、なんと精密にできているものかと驚かされること多々ありますよね。自然治癒力の凄さです!!
大丈夫!!お母様は、周りの皆さまに支えられながら、
今を精一杯過ごして下さっているはずだから。

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NoTitle

翡翠さん、こんにちは。

お母様の意思を確認できないままの決断、心の負担になられたことでしょう。
体が疲れることより、心配で心が疲れることがより負担が大きいと、最近つくづく思っています。

栄養状態が良くなられたこと、口からも少しは束られること、いい方向に向かってますね。
お母様が味覚を楽しまれるようになると、もっと嬉しいことですね。
看護師さんがおっしゃるように、期待せず焦らず、お口に入れていただけらラッキーくらいに思ってくださいね。

今の状態、お母様喜んでいらっしゃると思いますよ^^
あと1割の健康回復、祈ってますね♪

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どうもありがとうございます

hiroさん、どうもありがとうございます。

これまで自分は健康だし頑張れる!大丈夫!とそれなりの自信を持っていたのですが、実は相当気力体力を使い果たしていたのだと思います。
私が元気でいなければならないことの本当の意味を思い知った気がします。
もう若くはないですし(笑)無理はしません。
自分自身を労わりながら、自分が出来ることをやっていきます。
暖かいお言葉どうもありがとうございます。

非公開のお2人様
いつもいつもご心配いただきどうもありがとうございます。
近いうちにメールさせていただきますね。

みかんさん、どうもありがとうございます。

仰るとおり、心的疲労がより体にダメージを与えるのですね。
これまで健康が取り柄だった私ですが、これからは過信せず、無理をせず、と言い聞かせています。
月末に向けてゆっくりと本調子に戻さなければ。。。

明日は母にゼリーを持って行こうと思います。
食べられなかったら、私のお腹におさめようと美味しそうなものを選んできました♪

NoTitle

翡翠さん こんばんは。

記事気づきながら中々コメント入れれない私でした・・・・

翡翠さんが感じられたお母さんへの思い その時の
私の気持ち そのものでした!

病院の連絡ミスで 早くから病院で待機していたのに
手術には立ち会えませんでした・・・・・

今思えば その時の私の精神状態ではそれで良かった
のかもしれません?

今はお母さん 落ち着かれお元気になられたようで
本当に良かったです!

どんな状態であろうと生きていてほしい! そして今
元気でいること幸せに思えるようになりました。

翡翠さんもまだ体調100パーセントでないようですが
お母さんのためにも 元気で笑顔でいてあげてくださいね!

NoTitle

翡翠さん、こんばんは。

胃ろう造設、たいへんだったのですね。みなさん書いていらっしゃるように、ご心労ゆえに、翡翠さんの体が悲鳴をあげてしまったのだと思います。どうか体とともにお心も休ませてあげてください。

この週末は桜も満開。桜を眺めてのんびりしてくださいね。

NoTitle

うさぎさん

うさぎさんが義妹さんの胃ろうのことで悩まれていた頃、いずれ私の母にも同じ問題が・・・とは思いましたが、これほど早い時期になるとは考えてもいませんでした。

いろいろ思いはありますが、あまり余計なことは考えず、今、母が落ち着いて元気になってきたことを喜んで、これからも寄り添っていくことにします。

まつこさん

どうもありがとうございます。
体が丈夫なだけが取り柄の私ですが、今回はさすがに持ちこたえられなかったようです(苦笑)

母も落ち着いてきましたし、まだまだ自分を甘やかしてのんびり過ごすことにします。
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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