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こだわりの品々

認知症の場合、買ったことを忘れて何度も同じ物を買ってきてしまうことは良くあることですが、母も同じでした。
まだ自分でお財布を持って買い物に行くことができていた頃、母が特に度々買ってきたものは


・椎茸 ・サランラップ ・爪楊枝 ・ホッチキスの針

でした。

気がつくと冷蔵庫には椎茸が何パックも入っており、そのうち自分の部屋にも椎茸を隠すようになりました。
母の隙を見計らっては処分し、また買ってきては処理し・・・の追いかけっこでした。

サランラップは10本以上、それもお徳用サイズのものが買ってあり、このお正月にようやく最後の1本の封を切りました。
4年以上サランラップは買わなくて済んだことになります(笑)

爪楊枝は透明プラスチック筒入りのものが8個!ロールキャベツを作るときぐらいしか爪楊枝は使わないので、ほとんど減りません。

ホッチキスの針は箱入りで10箱以上ありましたが、以前私が母の部屋の整理をしたときに1つの箱にまとめ、そのまますっかり忘れていました。

年末の大掃除で夫が母の部屋を掃除してくれたとき、その箱を見つけたので、母のこだわり?の品々についての記憶が蘇り、夫と2人で暫く思い出話で盛り上がりました。

爪楊枝とホッチキスの針は、私達が死ぬまで使い切れないだろうね~と言いながら・・・

あらためて母が度々買っていた物を見ると、やはり、病気になる前の普段の生活や性格が表れていると思います。

椎茸: 母自身好きでしたが、何より「健康に良いから食べないと」と私達にも言い、常に欠かすことはありませんでした。
サランラップ: テレビのCMでやっているように(あれはXXラップですが)、何でも直ぐにピッとラップをかけていました。
爪楊枝: 母は食後に良く爪楊枝を使っていました。
ホッチキスの針: 小さな会社で経理から庶務まで何でも事務仕事をこなしていた母は、書類をキチンとまとめることが習慣づいていました。

当時は、母の行動に、諦め、やるせなさ、うんざり・・・いろんな思いがあったものの、「母なりのこだわりの品々なんだなぁ」というように思いやることは出来ませんでした。
あの頃、そんな風に考えることができたら、私自身気持ちが少し楽になったかもしれませんが、後にならないと分からないことも沢山あるのですね。

いずれにしても、今となっては笑って話せるし、これから先大切な思い出となっていく出来事です。



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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

NoTitle

翡翠さん こんばんは。

義妹も同じ様な行動がありました。

義母が他界後 毎日我家に夕食を食べに来ていました・・・

その時必ず 食器洗いを持ってきます それはいつも夕飯を呼ばれてるから お礼のつもりでした。
何年も続き 2年前まで食器洗い買うことはありませんでした。

其れ以外にも日用品が・・・・一部屋が物置状態で今も
残ってます!

その時は うんざり・・・同じ思いでした!
今思うと 懐かしく感じたりします。

NoTitle

翡翠さん、こんばんは。

ほんとそうですね。
家にある物、ない物もわからないし、どこに収めてしまったかもわからないし。。。

うちは、化粧水や練り歯磨きがあちこちから出てきました。
見つからないときは、弟が売りに行ったなんて言ってました^^;
他にも、いろいろ出てきていますが、認知症じゃなくても買い込む傾向にあった人なので、いつ頃からかわかりませんが^^;

食品以外ならいつまでも使えますが、賞味期限のあるものは困りますよね。。。

NoTitle

うさぎさん

やはり義妹さんも同じでしたか・・・食器洗い、義妹さんの精一杯の感謝のお気持ちだったのでしょうね。
辛かったことも後になってみれば懐かしかったり笑って語らえたり・・・不思議ですね。

みかんさん

やはり私達の親世代は普段から買い込む、ストックしておく傾向があるのかもしれませんね。
義母も「戦時中物がなかったから・・」と未だに言い訳?しています(苦笑)

そうですね~母に食料品を部屋に隠されるのが一番大変でした・・・

ありますねぇ~。

あるのに買ってきてしまうのは、実は私もあるかも^^;です。少し心が落ち着いて、家の中のあちこちを片づけ始めて出てきたモノは、体操着に付けるゼッケン達。
ひとまとめにしては、ため息でした。笑。(私も危ない!)
義母が、まだ、一人でバスに乗って出かけられていたころ、毎回買ってきたモノは、きゅうり、おせんべい、小魚とクルミの佃煮でした。
一杯持てなかったことが幸いしていたかもしれません。
使い切れずに、捨てるとき、困りますよね。
夜ベッドで、おせんべいやみかん(いまだに大好きですが)をこっそり、食べられていた頃は、毎日心配でした。
自分で歩けていた頃が、とっても懐かしく思い出されます。
大変だったけれど、自力で何かをできることって、本当に大事なことだったのですよね。

NoTitle

hiroさん

私も買い置きがあったかどうか記憶が怪しくて買ってきてしまうことはありますよ~

やはり食べ物をお部屋に持ち込まれると困りましたよね。
サチさんの部屋からお菓子(おせんべい?)の袋発見、という記事をhiroさんのブログで何度か目にしたことを思い出します。。。

自宅介護から卒業した今、当時は悩んだり困ったりしたことも、とても懐かしく思います。
もうちょっと上手く対応できていたかもしれない、という少しだけ苦い思いとともに・・・(苦笑)
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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