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一年が過ぎて

母がホームに入所してから今日で1年が経ちました。

この1年の間に、バルーンカテーテルが跋去でき、睡眠導入剤を止め、向精神薬を止めました。
現在はアリセプトとフェルガード100のみを服用しています。

四六時中言い続けてきた「こわい」はいつの間にか止まりました。
先日書いた歯ぎしりも、日によって出たり出なかったり、たまに「ダメ~」と突然言い出すことがありますが、何かを思い出したかのように笑うこともあります。
認知症が進んだ、ということなのかもしれませんが、母の中では概ね静かな時間が流れているように思えます。

この週末にお会いしたホームの看護師さんは、入所前の母との面談に来て下さった方なのですが、挨拶もするようになったし、笑うようになったし、お話も時々するし、良い状態ですよね、と話してくださいました。
これもスタッフの皆さんの明るく心のこもったケアのおかげだと思います。
これ以上は望めない状態なのかもしれません。

母の自宅介護を諦め入所に至るまでの私の心の内はここにも何度か書いてきました。
今でも罪悪感からは逃れられませんが、その思いを抱えつつも自分の人生をしっかりと前向きに明るく楽しく生きていかなければ、と、思えるようになりました。
母も私が暗い後ろ向きの人生を送ることを望んではいないでしょう。

ちょっと辛いのは、夫と義母と一緒に出かけ、きれいな景色を眺めたり美味しいものを食べたりした時、
「あぁ~母はもうこういう景色を楽しむ機会も、美味しいものを食べることもなくなってしまったのだなぁ」という思いに駆られることです。
出来ないことを悲しむのではなく、今出来ることをやればいいと分かっているのですが、夫と義母が言い争いしながらも景色やお料理を楽しんでいる姿を見ると、つい母のことを考えてしまいます。
これは仕方がありませんね。
旅行が大好きな義母も今年で82歳、元気なうちにいろいろ楽しませてあげたいと思っています。

一年の時を経て、母も私も落ち着いてきたと思います。これからも力抜いて頑張ります!





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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

一年ですか....

早いような、遠い昔のような。
今でも翡翠さんがとても悩んでらしたこと覚えてます。
まるで昔の自分を見ているようでした。
私も両親が亡くなった今でも、当時のことを罪悪感とともに思い出します。 こればかりは抱えて生きていくしかないみたい。 でも今も両親は私のこと見守っていてくれると思うので、心配かけないよう前向きに生きようって思ってます。 
お母さま、安定されているようでなにより。 翡翠さんにできることは、寄り添うこと。 お母さまと沢山思い出を作ってください。 話さなくても傍にいて同じ時間を共有することがどれほど後で嬉しい思い出となることか。 私の思い出の中の父はいつも黙って、私の手を握りながらテレビを見ていました。

沢山あまえてください。

NoTitle

翡翠さん、こんにちは。

そうですか、老人ホームに入られてからもう一年過ぎたのですね。ホームに入所された後も、いつも心にかけていて、毎週、訪ねてくれる娘がいるというのは、それだけも母親として幸せな時間だと思いますよ。おいしい物や美しい景色も人生の貴重な経験ですが、家族の愛情はその欠如を補えるものではないでしょうか。(そういう私も、一緒に買い物を楽しんでいる同世代の母娘をデパートで見かけたときに、「うちもあんなふうに一緒に時間を楽しめたかもしれなかったのに・・・」と寂しい気持ちになりましたが・・・。)

でもとにかくお母様のお心が安らかで、翡翠さんがお元気に人生を謳歌していらっしゃれば、それがいちばん望ましいこと!老いたる母たちを支えながら、われらミドルエイジも日々を楽しみましょうね。

NoTitle

翡翠さん おはようございます。

お母さん もう1年になられんですか!

あんなに入所に心痛めておられたのに・・・・・・
穏やかに過ごされてるようで 安心しました。

>「あぁ~母はもうこういう景色を楽しむ機会も、美味しいものを食べることもなくなってしまったのだなぁ」という・・・

凄くよくわかります!
今まで 頑張ってこられた分 色々楽しんでくださいね♪

しかし 認知症は止める事はできないんでしょうか?
わかっていても、そう思ってしまいます・・・・

皆様どうもありがとうございます

リリーさん

そうですね、罪悪感はどうあっても消せないので抱えつつ、元気に前向きに生きるしかないのですよね。
でも、自分と同じような気持ちのリリーさんがすぐ傍にいてくださる、分かって下さる、というだけでも元気づけられます!
これからも母との時間を大切にします。

まつこさん

母親との旅行や買い物は、無い物ねだりと分かっていても、やはり寂しいものですね。。。
でも、今自分が出来ることをやっていけばいいのだ、と気持ちが切り替えられるようになりました。

これからも介護と人生の楽しみ方と両方で情報交換、宜しくお願いします。

うさぎさん

特養に入所して母が落ち着いて穏やかに過ごせるようになったこと、それだけが救いです。
自身への言い訳にもなりますが、私の選択は決して間違いではなかったと。。

うさぎさんもこれから状況が変わっていくことと思いますが、無理せずにご自身を大切になさってくださいね。

認知症の治療薬、本当に本当に欲しいですね。
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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