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必ず

母の食事は全介助で時間もかかるので、スタッフが手薄になりがちな週末は、大抵昼食の時間をはさんで母のホームに出かけ、面会室で、お天気の良い時は真正面に富士山を眺めながら、母と暫しの時間を過ごします。

お昼の時間帯は、面会のご家族もいらっしゃらないことが多いのですが、先週末・この週末と、他の入所者の方とご家族の方が後から来られ、ホームの面会室は賑やかでした。
お耳が遠い入所者の方が多いようで、面会のご家族との会話も必然的に大声になりますが、母は、他のご家族の会話に時々反応します。
日曜日は、入所者の女性がご家族に向かって「それは大変だーねー」と言うと、母は「大変??そんなことはない」
入所者の男性が「このあいだ雪が降ったね」(降っていませんが)、母は「へぇー雪」
母が、お話をされている他の方々の方を向いて話しかけるということは決してありませんが、自分に話しかけられていると母は思っているようです。
たとえトンチンカンな反応であっても母から言葉が出ることはとても嬉しいので、こういう賑やかな面会室も良いかもしれないと思いました。他のご家族の方々も、母の言うことを聞き流してくださるので、私も気が楽です。
もっとも、皆さん大きな声で会話されているので、母の小さな声の答えは聞こえていないのかもしれません(苦笑)

皆さんがいなくなり、母と食堂に戻って私も帰ろうと母に「今日はこれで帰るけど、来週また来るからね」と言うと、母は「必ず」とまた一言。
先日の「待ってます」も切なかったですが、今度は「必ず」と言われ、ちょっとこたえました。

母とはいつも会話ができる訳ではなく、私の問いかけに答えないこともよくあります。
脈絡のない意味不明なこと(母の世界ではちゃんと意味を持っているのでしょう)を1人で呟くこともよくあります。
でも、自分の意思を伝えようと時折母から発せられる言葉は、本当に重く心に響きます。
母は、私が来ることを喜んで待っていてくれる、そのようにだけ思うことにします。。。



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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

Comment

NoTitle

翡翠さん、こんにちは。

「必ず」ですか。これはかなりインパクトありますね。その瞬間はコミュニケーションの回路がつながっているんでしょうね。脳って不思議なものですねえ・・・。

こういう一言を思い返したり、反芻したりすると、つらく感じられるかも知れませんが、お母様にとっては瞬間のコミュニケーション。「また来てね」と一瞬感じて、そのあとはまた静かな透明な時間が流れているのだと思います。穏やかな気持ちで過ごされているんだと思いますよ。

NoTitle

翡翠さん
母たちの一言は時に心に刺さりますね
母もはっきりしているときは良くしゃべりますが
なかなか会話がつながらないです
先日カンファに出ましたが
夕方に暴言が残る母の行き先は
費用も含めなかなかないようです
しゃべってほしいし
でも穏やかでいてほしいし
多くは望まないのに
現実の厳しさに打ちのめされました
前より打たれ強くなったと思っていたのに
どうしてこう次々にパンチが飛んでくるのか
この前車の中で母がふいに
「つぎはオーライっていうの?」と言い出し
それから車が停車するたびにずっと聞いてきました
現実も早く結果オーライになる日が来ると良いね
母にそう答えてあげたいですね

NoTitle

お母様の言葉、想いが沢山詰まった言葉ですね。
翡翠さんのことが大好きだから、会いにきてくれると楽しいから、次の面会を楽しみに待ってらっしゃるのでしょう。

私も同じように後ろ髪ひかれる思いでいつも帰ってきました。 週一回の面談では申し訳なくて、葉書に絵を描いて一言添えてよく送ってました。 本人が読めたのかどうか、今となっては確認できませんが、少なくとも手紙をもらうのは喜んでくれてたようです。 母は父にカセットテープに吹き込んで、声の便りを送っていました。 父も喜んで聞いていましたっけ。 色々な方法でコミュニケーション試してみてもいいかもしれません。

皆様どうもありがとうございます

まつこさん

そうなんです。一言だけ言われるといつまでもその言葉が頭に残り、普段心の底に押し込めている罪悪感がムクムクと出てきてしまうのです。
でも、静かな透明な時間、ですか・・・そう信じます。
素敵な言葉をどうもありがとうございます。

ゆえさん

お疲れ様です。
本当に多くは望まないのに、認知症患者と介護家族にとって厳しい現実ばかりですね。
治らないということだけでなく、本人も周りも精神的な辛さから逃れられない残酷で哀しい病気、どうして自分の母がこんなことに・・・と今でも時々思います。

「オーライ」のお母様のお言葉、微笑ましく思いました。
お母様が穏やかに過ごせますよう、ゆえさんが安心してお母様に会いに行ける場所が早く見つかりますよう、心より願っています。
ゆえさんご自身、どうかあまり無理をされませんように。

リリーさん

はい、母が待っていてくれるからと思い、せっせと会いに行くようにします!

お母様からお父様への声のお便りですか、素敵ですね。
たまにはビデオレターみたいなものも良いかもしれませんね。恥ずかしいですが^^;;;
ちょっと考えてみます♪どうもありがとうございます。

NoTitle

翡翠さん こんにちは。

お母さん 穏やかで過ごされてるようですね!

話していても 一方通行の会話が常になった今・・・・
義妹と、たまにこちらの問いかけにあった返事が返って
くることがあります!

嬉しくて 続けて色々話すんですが・・・やはりその後は
反応がありません。

しかし、一瞬でも意志の疎通ができたようで感激しますよね(^^)

翡翠さんとお母さんが、心穏やかに話しておられるのを
感じ、私まで穏かな気持ちになります!

NoTitle

うさぎさん

どうもありがとうございます。
そうですね~一瞬、一言でも会話が出来ればそれだけで
嬉しいですね!
うさぎさんも、そんな瞬間に日頃の大変なご苦労が報われるような気がされるのではないでしょうか。
うさぎさんと義妹さん、私と母、一瞬の意思の疎通や会話がこれからもできるだけ多くありますように。。。

お母様とのひと時・・・

翡翠さんにとって、お母様とのひと時が時にはこころ癒され、時には、チクリと心に痛く感じる時もありますね。
記事を拝見してじ~~んとしてきてしまいました。
でも、お母様のたった一言に込められた翡翠さんへの思いが強く感じられました。
翡翠さんのお顔を見るだけで、お母様は元気付けられ、安心なさり、次にまたお会いできる日のことを心待ちになさっておられるのでしょうね。
穏かな日々がずっと続きますように・・・


*お詫び、ブログにコメント頂きありがとうございます。
コメント書いて投稿したのですが、どうも上手く反映してくれず・・・少々お待ちくださいませ。いつもありがとうございます。

ありがとうございます

hiroさん

hiroさんのご指摘どおり、母と過ごす時間は私にとって癒しの時でもあり、また、ずっと一緒にいられないことが申し訳なく心が痛む時でもあります。
でも、限られた時間の中で、今自分が母の為にできることを精一杯やれば良いのだ、と自分に言い聞かせています。
私の方こそ、いつも励ましていただきどうもありがとうございます。
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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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