6年の後に
|Posted:2009/07/29 23:29|Category : 介護|
ちょっと前置きが長くなってしまう話なのですが・・・
2003年早春、ずいぶん前からもの忘れがひどくなっていた母を、ようやくもの忘れ外来に受診させることができました。
その時偶然、同じもの忘れ外来で同級生のお母様が受診されているのを見かけました。
高校まで一緒だった同級生の彼女とは卒業後お付き合いはありませんでしたが、家が比較的近いので、現在は彼女の弟さんがご両親と同居されていて、ご両親ともご健在である位のことは知っていました。
病院には弟さんのお嫁さんが付き添って来られていましたが、そのお嫁さんが私の妹とその昔アルバイト先で一緒だったことがあるという関係(世間は結構狭いです・・・)で、妹が同級生のお母様の状況をお嫁さんから聞いてくれました。
もの忘れがひどくなり、半年程前から受診していること、同居の家族が積極的に外に連れ出して、いろいろ刺激を与えるよう努力をしていること、出来ないことが少し増えてきていること等々・・・
その後、母が病院には断固として行かないと言い出したため、その病院で同級生のお母様やお嫁さんにお会いすることはありませんでしたが、数年前まではご夫婦で近所を散歩されているお姿を何回かお見かけしていました。
今日、あれこれとしなければならい所用があり、仕事を早退して、車で出かけました。
家の近所のお総菜屋さんの前をで通ったとき、あっ!と思いました。
そのお母様がお1人でお総菜屋さんで買い物をされていました。一瞬ではありましたが、以前と全く変わらないようなお姿でした。何だか嬉しくなりました。
もの忘れといっても認知症だったとは限りませんし、認知症でも母と同じアルツハイマー型ではないかもしれませんし、母と比べること自体無意味なのですが、6年余りの間にすっかり変わってしまった母と、今もお1人で買い物ができる(ように見えた)同級生のお母様と・・・う~ん、と、正直、一瞬だけ考え込んでしまいました。私に足りなかったことは何なんだろうかと。
でも、そう考えたのはほんの一瞬だけです今となっては他の方と母を比べることは全く無意味なことです。
とにかく、同級生のお母様はお元気そうで良かった!どうか、できるだけ長い間お1人で買い物ができますように~と切に思いました。
FC2 Blog Ranking
↑励みになりますので、クリック宜しくお願いいたします。
2003年早春、ずいぶん前からもの忘れがひどくなっていた母を、ようやくもの忘れ外来に受診させることができました。
その時偶然、同じもの忘れ外来で同級生のお母様が受診されているのを見かけました。
高校まで一緒だった同級生の彼女とは卒業後お付き合いはありませんでしたが、家が比較的近いので、現在は彼女の弟さんがご両親と同居されていて、ご両親ともご健在である位のことは知っていました。
病院には弟さんのお嫁さんが付き添って来られていましたが、そのお嫁さんが私の妹とその昔アルバイト先で一緒だったことがあるという関係(世間は結構狭いです・・・)で、妹が同級生のお母様の状況をお嫁さんから聞いてくれました。
もの忘れがひどくなり、半年程前から受診していること、同居の家族が積極的に外に連れ出して、いろいろ刺激を与えるよう努力をしていること、出来ないことが少し増えてきていること等々・・・
その後、母が病院には断固として行かないと言い出したため、その病院で同級生のお母様やお嫁さんにお会いすることはありませんでしたが、数年前まではご夫婦で近所を散歩されているお姿を何回かお見かけしていました。
今日、あれこれとしなければならい所用があり、仕事を早退して、車で出かけました。
家の近所のお総菜屋さんの前をで通ったとき、あっ!と思いました。
そのお母様がお1人でお総菜屋さんで買い物をされていました。一瞬ではありましたが、以前と全く変わらないようなお姿でした。何だか嬉しくなりました。
もの忘れといっても認知症だったとは限りませんし、認知症でも母と同じアルツハイマー型ではないかもしれませんし、母と比べること自体無意味なのですが、6年余りの間にすっかり変わってしまった母と、今もお1人で買い物ができる(ように見えた)同級生のお母様と・・・う~ん、と、正直、一瞬だけ考え込んでしまいました。私に足りなかったことは何なんだろうかと。
でも、そう考えたのはほんの一瞬だけです今となっては他の方と母を比べることは全く無意味なことです。
とにかく、同級生のお母様はお元気そうで良かった!どうか、できるだけ長い間お1人で買い物ができますように~と切に思いました。
FC2 Blog Ranking
↑励みになりますので、クリック宜しくお願いいたします。
スポンサーサイト