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母、一時帰宅

秋らしい快晴の先週土曜日、予定どおり母に一時帰宅してもらいました。

朝9時半頃、私がホームに行ったときには、母は無表情で目もうつろでした。
声をかけると顔はこちらに向けますが、家に帰るよ~と言っても、特に表情に変化はありませんでした。
午前10時に、介護タクシーにホームまで迎えにきてもらい、私も介護タクシーに乗って母と一緒に自宅へ。

ホームと自宅の間は車で20分程なのですが、途中から、明らかに母の顔つき、目つきがしっかりしてきました。
正直、母の表情から嬉しさや楽しさを窺うことは難しいですが、車に乗ったことが刺激になり、いつもと違う!?と思ったのかもしれません。

夫は金曜日から泊まりがけの出張で不在でしたが、妹一家が万全の協力体制で、既に我が家で待機してくれていました。
車椅子に敷いた大判のバスタオルを担架がわりにして、妹夫婦と私の3人で母を持ち上げて、車椅子から居間のソファーへ移動し、高校生の甥っ子が、すかさず車椅子を居間まで運んでくれました。

この甥っ子は、母にとっての初孫で、ちょうど母が仕事を辞めた直後に生まれたので、当時の母にとってこの甥っ子と過ごすことが何よりの楽しみだったと思います。
叔母バカながら(笑)とても優しい性格の子で、母に何度も呼びかけたり話しかけたり、母との写真も沢山撮ってくれました。

母を挟んで妹と甥っ子長男
20121013_S.jpg


部活を終えて中学生の甥っ子次男も合流し、母は2人から呼びかけられると目で追うような反応をしました。

途中、母を寝かせて少し休ませ、妹が1回オムツ交換をしてくれ、祖母(母の実母)の写真を母に見せたり、写真を撮ったり・・・午後2時半の介護タクシーお迎えまでの時間は、あっという間に過ぎてしまいました。

母は、笑うことも声を出すこともありませんでしたが、皆が話したり笑ったり、その楽しい雰囲気をきっと心地よいと感じてくれた、と信じたいです。

ここのところ一番気になっていた母の一時帰宅が無事済み、安堵するとともに、私にとって良い思い出ができたことがとても嬉しいです。







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テーマ : 認知症の介護
ジャンル : 福祉・ボランティア

要介護認定更新

なでしこ決勝進出!嬉しいです。
澤選手にはどうしても金メダルを取ってほしい!
今朝の試合は、結局、2-0になったところは確認したものの起きてはいられませんでした。
決勝戦は不眠不休で(笑)応援しなければ!

今回のオリンピックでは、日本は団体で多くのメダルを取れていますね。
体操、アーチェリー、競泳リレー、フェンシング、卓球・・・バトミントンペアもすごかった。仲間同士抱き合って喜ぶ姿を見るだけで、オバサンの目には涙(笑)
そして、メダルを取っても取れなくても、多くの選手達の頑張った姿に毎日のように目がウルウルしています


話変わって・・・
2年ぶりに母の要介護認定の更新がありました。結果は、要介護5から要介護4へ。
寝たきりで、胃ろうになった母は、食事介助の手間もなくなり、心身の状態は悪化しても、介護の手間は少なくなったと評価された訳です。

あらためて調べてみたとところ、要介護認定等基準時間に該当する行為は、
1.入浴、排せつ、食事等の介護
2.洗濯、掃除等の家事援助等
3.徘徊(はいかい)に対する探索、不潔な行為に対する後始末等
4.歩行訓練、日常生活訓練等の機能訓練
5.輸液の管理、褥瘡の処置等の診療の補助等、でした。

一般的な感覚としては、心身の状態が悪化すれば介護の手間は増える、と考えられますが、実際のところ、現在の母は1と4の一部と5のみですから、所謂、要介護認定における逆転現象で、介護度が下がったことになります。

在宅介護をしていた時、要介護2から要介護4に判定が更新され、それはそれでショックでしたが、デイサービスの他ショートステイを利用できるようになって、少し息抜きが出来ることが正直有り難かったですね。
母はその後要介護5となり、また再び要介護4。

6月から栄養剤の注入は1日1回となりましたが、その後母の様子に変わりはなく落ち着いています。
拘縮予防のため、毎週末母の腕や手指を動かしていますが、私の手を握る母の指は以前と同様力強く、それだけでホッとします。






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成り行き任せで

前回の記事に皆様から沢山の暖かいお言葉をいただき、どうもありがとうございました。
優しいお言葉の数々に、読んでは涙ぐみ・・・でしたが、その後少しずつ冷静に考えられるようになりました。

ブロ友さんのお1人が、人は、亡くなる前は胃の中が空っぽの状態でないと亡くなる時に苦しむのだ、と教えてくださいました。
私が読んだ何かの記事には「人は食べられなくなって死ぬのではなく、死が近づくと食べなくなる」とありました。
今までそのように考えたことはありませんでしたが、あぁ、そうなのか・・・と頷けました。
生きるための戦う力がなくなったとき、体は最後の時に向かって準備をはじめる、ということなのですね。

もちろん、実際に胃ろう中止を決断すべき時が来たら、また悩み苦しむとは思いますが、妹とも話し合い、今後はその時々で母に苦痛や負担を与えないことを最優先に判断していくことにしました。
そして、少しでも長く母の傍にいること、また、娘孝行をしてくれている母のためにも、私は元気に普通の生活を送ることが、今の私に出来ることだと思います。
もう1つ、車椅子で母を動かせられるうちに、母を数時間だけでも自宅に連れて帰ろうと考えています。
妹や甥っ子達もゆっくりと母に会うことはなかなかできませんが、この機会に、自宅で母を囲んで皆で集まろうと、妹と話しています。

皆様からご心配いただきましたが、私は大丈夫です。
幸いなのかどうか・・・ここのところ、仕事がそれなりに忙しく、地元での活動やお付き合いも色々あり、その合間をぬって?!家事諸々・・・やるべきことが沢山あって毎日があっと言う間に過ぎていきます。
今年も町内で祭り囃子へ参加することになっていて、ふと、こんなことしていて良いのだろうか・・と思うのですが、去年あるブロ友さんから送っていただいた「自然体で・・・」という言葉を思い出し、暫くは全て成り行きに任せることにします。







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準備の時なのか・・・

母は5月に誤嚥で発熱した後、時々微熱はあるものの大きな変化はありませんでしたが、声をかけても反応はなく目を閉じていることが多くなってきました。
一番反応が良いのは、顔を拭くとき嫌がることです
口から水分だけでも又取れるようになって欲しいと思っていましたが、唾液を飲み込めなくなってきていることにも気がついていました。

2週間程前、ホームからお話がありました。
現在、朝に栄養剤を注入し夕方に水分を入れてもらっていますが、朝の栄養剤が吸収されにくくなってきており、栄養剤の種類を変えてみたものの効果が上がっていないこと。
1回の栄養剤は500カロリーなので不足しているが、吸収不良の状態であるため、更に栄養剤を追加することは難しく、またそれは母にとっても負担であり苦痛であること。
年齢はまだ若いけれど、全身の機能が少しずつ衰えてきている所謂「老衰」のような状態に近づきつつあるのではないか、吸収不良の原因について、詳しく検査をすることは可能だけれども、昨年、胃ろうをし、膀胱結石の手術をし、更にまた病院で検査を受けることが母にとって本当に望ましいことなのかどうか・・・
との主治医の先生の見解でした。

認知症は脳の障害により知的能力が低下していきますが、末期には身体機能をも破壊する病気であること、理解していたつもりですが、あらためてその現実を突きつけられた思いです。

この2週間、認知症の週末期、認知症患者への胃ろう処置について書かれた国内外の記事や研究者の報告書等を読むことで、自分の気持ちを落ち着かせようとしていました。
そんな中、6月28日付の各新聞に、日本老年医学会が、高齢者の終末期医療においては胃ろう中止も選択肢とするガイドラインを発表したとの記事が掲載されていました。

実はホームからも、最後は栄養を止めるという選択肢もありますが、とのお話がありました。

母について、今すぐにどうということではありませんが、母にこれ以上の負担や苦痛を与えないことを第一に考え、私自身も心の準備をはじめる時がきたのかもしれません。






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張り合いがない・・・

週末母のところに行ってきました。
微熱が治まったので、お風呂に入れてもらい、髪もカットされて、こざっぱりとしていました。
胃ろうで朝に栄養剤、夕方はポカリスエット注入で、経口摂取は引き続き取り止めですが、栄養がきちんと取れるようになったためか、思いの外、母の顔の色つやは良かったです。
ひとまず落ち着いたようなので、安心しました。

帰りがけ、ホームの玄関で久しぶりにお仲間のSさんとお会いしました。
Sさんの奥様も、昨年秋に口からの摂取が難しくなり、胃ろうを選択されました。
胃ろうを造設された直後にお会いしたときには「もう少し一緒にいたいもんね・・・」とSさんは仰ってました。

はじめてSさんご夫妻にお会いしたのは3年近く前、母がホームに入所して毎土曜日に食事介助に通っていた時に、Sさんも同じように奥様の食事介助をされていて、面会室で、車椅子を並べて食事介助をするようになりました。
Sさんの奥様は認知症ではなく、全身の筋肉が衰えていく難病を患っておられましたが、あの頃は時々お話しをされていましたし、私の母も意味不明ではあっても話したり笑ったりができました。

今、Sさんの奥様は喋ることはなく、またSさんの問いかけにも反応があまりなく、認知症の症状も見られるそうです。
Sさんがぽつりと「食事介助もないし、話も出来ないし、ここに来てもすることがなくて・・・張り合いがないんだよね。つまらないって言うか、気分が落ち込むんだよね」と・・・

奥様が難病を発症されてから20年以上経つと以前うかがいました。
Sさんは70代後半、長年介護をされ、今の奥様の状態を目の当たりにして、疲労感や悲しみといった単純な言葉では表せない、私などには想像もつかない複雑な思いがおありだと思います。
そして、当たり前ですが、夫婦間の介護と親子間の介護では、その思いも全くちがいます。

これまで、いつもお元気で、冗談ばかり言っていらしたSさんの「張り合いがない」という言葉に、
「昨年から奥様の状態が急に変わられて、Sさんもかなりお疲れが溜まっているでしょう。ご自分の体第一優先でゆっくり休んで、お嬢さんのところに行かれるとか少し気分転換をされた方が・・・」
と、ありきたりのことしか言えない私でした。。。




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プロフィール

翡翠

Author:翡翠
翡翠(かわせみ)のおばさん
6年余り、アルツハイマー型認知症の実母(要介護4、2009年で72歳)を自宅で介護。
2009年6月、母は特別養護老人ホームに入所。新たなステージの介護に突入しました。
2010年7月、要介護5に。
共働きの夫あり、姑(2009年81才)も同居。子供なし。

好き:
フィッシュ&バードウォッチング、ウォーキング、赤ワイン、食べる、サッカー観戦、旅行

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